VMwareの肥大化仮想ディスクの圧縮

VMware Workstationの仮想ハードディスク(vmdkファイル)は予め容量を割り当てておくことでより高速に利用できるほかファイルのサイズは大きくも小さくもならないが…

物理ハードディスクのリソースを節約するために実容量を最初に割り当てないことも出来る。この設定により例えば、仮想ハードディスクの割り当てを仮に100GBとしていてもOSインストール直後のvmdkファイルサイズは10GB未満であったりする。

しかし実容量を最初に割り当てていない場合、運用過程のなかでファイルサイズが実使用している領域以上に肥大化してゆくので、定期的にハードディスクを圧縮する作業が必要になる場合も多々ある。

Windowsの場合

「仮想マシン」メニューの「管理」→「ディスクのクリーンアップ」からファイルサイズを圧縮(スリム化)することが出来る。

Ubuntu(Linux)の場合

仮想マシンがUbuntu(Linux)の場合、この「ディスクのクリーンアップ」という項目がないので仮想マシンの設定の「ディスクユーティリティ」」より圧縮することになるのだが…

仮想ディスクが小さくならない場合…

仮想マシンのターミナルから以下の手順を行う。(ゼロクリア)

これは空いた領域に書込みをしているので少し時間がかかる。空き容量が尽きるまで実行されるので最終的にこのコマンドは失敗となるが、続けて

書き込んだ領域を削除。ターミナルを終了して仮想マシンをシャットダウンする。

ターミナルのまま、これでもいい

再度、仮想マシンの設定の「ディスクユーティリティ」」より圧縮する。